SHIKAKU DAILY 002
目盛
MEMORI
背比べみたいに、
夏が増えていく。
目盛は傷じゃなく、
伸びた証。
LYRICS / 002
目盛
自転車の影が わたしを追い越す
蝉の声が 急に途切れた
チカ、チカ
プリサビ
五時半の踏切 まぶたの奥が焼ける
覚えておくって 決めた その色
遮断機が上がる その前に
息を止めて 刻む
サビ
チカ、チカ
夕焼けが 目盛をつける
背比べみたいに 夏が増える
振り向かない 手も振らない
チカ、チカ 光れ 帰り道
坂の途中で 息が上がる
去年のわたしなら ここで降りてた
立ちこぎのまま 影が濃くなる
握った鍵が 手のひらで鳴る
チカ、チカ
サビ
チカ、チカ チカ、チカ
夕焼けが 目盛をつける
数え直さない 上へ書き足す
戻らない 迷わない
チカ、チカ 光れ 帰り道
ブリッジ
風の匂いが 変わった
氷が 溶けきる音
まだ 立っていられる
サビ
忘れないための目盛じゃない
ここまで来たよって 数えるための目盛
チカ… チカ…
ラストサビ
チカ、チカ チカ、チカ
夕焼けが 目盛をつける
背比べみたいに 夏が増える
振り向かない 手も振らない
チカ、チカ チカ、チカ
消えない色で 上へ書き足す
チカ、チカ 光れ 帰り道
アウトロ
チカ、チカ…
来年のわたしが ここを追い越すまで