SHIKAKU DAILY 014
返すね
KAESUNE
それは
わたしの家の鍵
LYRICS / 014
返すね
イントロ 返すね
上着の袖に 腕を通す
やかんの湯は 冷ましておく
洗った皿を 伏せて置く
二人分は もう 出さない
名前を呼ぶのは これで最後
息を吸う ちゃんと 吸う
プリサビ
握った手のひらは まだ あたたかい
言い訳を のみこんで 歩く
先に わたしから
サビ
返すね 返すね 返すね
あなたの部屋の 合鍵を
笑って渡す 泣かずに渡す
そっと 手のひらに 載せて
返すね 返すね 返すね
指をひらけば もう 軽い
終わりの日付は わたしが 書く
さよならは わたしの 番
呼び鈴を 押す 前に 息を 吐く
足音で わかる人だった
借りた傘は 畳んで 抱える
知ってた たぶん ずっと前から
連絡先を 消す 練習は した
Pre-Chorus 2
ポケットの中で 鍵が 鳴る
あなたは 理由を 聞くだろう
深く 吸って 顔を上げる
今 言うね
Chorus 2
返すね 返すね 返すね
あなたの部屋の 合鍵を
笑って渡す 泣かずに渡す
そっと 手のひらに 載せて
返すね 返すね 返すね
握った跡が 消えてゆく
引き止める言葉は 使わない
さよならは わたしの 番
ブリッジ
指から 指へ 十秒だった
まだ ぬるい 金属が 手から離れる
「元気でね」 声は 震えなかった
振り向かない 約束は わたしとした
ラストサビ
返すね 返すね 返すね
渡した手には 何も ない
空いた指で 探り当てた
上着の内の 硬いもの
返すね 返すね 返すね
さよならは わたしの 番
今夜 帰るのは わたしの部屋
それは わたしの家の鍵
アウトロ
返すね 返すね 返すね
返すね 返すね 返すね
わたしから