SHIKAKU DAILY 025
恩赦
ONSHA
恩赦を 僕から 僕に
LYRICS / 025
恩赦
イントロ 恩赦
電気は 点けないまま でいい
冷えた水を 喉に 落とす
四年前の僕が まだ この部屋に 立ってる
呼んでも こっちを 向かない
眠る前 毎晩 同じ罪状を 書いてる
自分の字で 自分を 裁いてきた
サビ
恩赦を 誰か 僕に
その言葉を 誰か 僕に
許された人の背中ばかり 数えて
その列に 僕の名前はない
鳴らない画面を 握ったまま
判を押す人を 待ってる
天井に向けて 息を止める
「もういい」が 降ってくるまで
冬の角を まだ 曲がれずにいる
あの日の言葉を 舌の裏に 置いたまま
訊いて回った 誰も 覚えてなかった
覚えてるのは この手だけ
サビ
恩赦を 誰も くれない
その言葉を 誰も くれない
許された人の背中は もう 見えない
名簿の中に 僕の欄がない
鳴らない画面を 伏せたままで
待つのを 少しだけ やめてみる
天井に向けて 息を 吐いた
初めて 自分の名を 呼んだ
ブリッジ
判を 握っていたのは ずっと この手だった
あの罪状を 書いたのも 同じ この字だった
だったら 押せる
ラストサビ
恩赦を 僕から 僕に
その言葉を 僕から 僕に
震える手で その判を 押した
恩赦 と 自分の字で 書いた
あの日ぶりに 肩の力が 抜けた
恩赦 誰の許可も いらなかった
「もういい」って 声に出して 言った
恩赦を やっと 僕に
アウトロ
恩赦
もういい