SHIKAKU DAILY 045
吉報
KIPPOU
吉報は 僕の声になった
LYRICS / 045
吉報
イントロ ほんとだ
時計が九時十二分を指した
汗ばむ指で 通知を開いた
いちばん行きたかった校名をなぞり
「合格」の文字が 目に飛び込んだ
こぶしを口へ当てても 笑いが漏れた
プリサビ
止めてた息を 一気に吐いた
椅子を引いたら 床が鳴った
笑っていいか もう聞かない
閉じた口から 声を放った
サビ
吉報だ 吉報だ 吉報だ
まじ来た まじ来た まじ来た
ほんとだ ほんとだ ほんとだ
照れずに叫べ うれしいなら大声でいい
握った画面を 胸より高く上げる
赤くなる顔も 今日は隠さない
ドアを開けたら 足音が響く
靴下のままで 廊下を曲がる
台所の母さんへ 画面を向ける
読ませる前に 息を吸い込む
サビ
吉報だ 廊下じゅうへ叫んだ
まじ来た 母さんの箸が止まった
母さんは画面より 僕の顔を見る
口を押さえて それから笑った
いちばん行きたかった学校に受かった
今日の僕らは 喜びを隠さない
ブリッジ
叫んだあとの 息だけが鳴る
母さんは目もとを 手の甲でぬぐう
鍋の火を止めて 僕の肩をたたく
待ってたぶんまで 大きく伝える
もらった吉報を 胸にしまわず
今度は僕が この家へ届ける
笑ったままで 母さんが泣いてる
笑い声と泣き声が 台所に広がる
ラストサビ
吉報だ 吉報だ 吉報だ
まじ来た まじ来た まじ来た
照れずに叫べ うれしいなら大声でいい
画面に届いた吉報を 僕の声で届ける
僕の合格で 家じゅうが笑ってる
喉がかれるまで 喜びを隠さない
アウトロ
ほんとだ
吉報は 僕の声になった
ほんとだ