約束、破るね
YAKUSOKU, YABURU NE
今度は自分を置いていかない
LYRICS / 000
約束、破るね
イントロ 約束、破るね
眠ったあなたに背を向けて
鍵を白い皿に置いた
古い写真も伏せておく
あなたを置いていかないと誓った
両手の指ぶんの春を数えた
帰る音に息を合わせた
私の声だけ小さくした
プリサビ
秒針が喉の奥を叩く
午前三時 靴ひもを結ぶ
ごめんねを先に飲みこんで
私はドアに手をかける
サビ
約束、破るね
破るね 破るね
あなたの顔色を見るより
今日の私を連れ出す
泣いても 戻らない
足音を止めない
置いていかないって言ったけど
約束、破るね
空のポケットを指が探る
鍵の形が布に残る
鳴り続ける電話を伏せた
呼び出し音が途切れ 足が止まる
帰る音に合わせた息も止まる
プリサビ
振り向けば私はまた黙る
前だけを見て風を受ける
あなたに背を向けるたび
私の歩幅が戻ってく
サビ
約束、破るね
破るね 破るね
呼び止める声が届いても
結んだ靴ひもはほどかない
震えても 戻らない
まだ暗い角を曲がる
置いていかないって言ったけど
約束、破るね
ブリッジ
伏せた写真の私より
靴ひもを結んだ私を選ぶ
私がずっと置いてきたのは
あなたの隣で黙る私だった
ラストサビ
約束、破るね
破るね 破るね
あなたを置いていかないって
誓った言葉を置いていく
もう黙る私に戻らない
自分の速さで角を曲がる
破ったぶんだけ息をする
今度は自分を置いていかない
約束、破るね
約束、破るね
アウトロ 鍵のない手をポケットに入れる