木造旅館の並ぶ通り
写真情報
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中国 · 温泉地

岩井温泉

いわいおんせん · Iwai Onsen

鳥取県 · 岩美郡岩美町

営業中国民保養温泉地日本を知る100温泉 No.75
パスポートに保存

正式分類

泉質(療養泉の分類)

正式な泉質名(資料の記載)カルシウム・ナトリウム-硫酸塩泉

源泉温度
50℃
pH
未確認
湧出量
未確認
ラドン
未確認

見た目・感触

湯の色 · 肌触り

未確認

色・肌触りは資料や⁠施設の説明に明記のあるものだけ。日や⁠浴槽によって変わります。

この温泉らしさ

頭に手ぬぐいをのせ、唄いながら柄杓で湯をかぶる。因幡最古の湯には、長く湯に入るための奇妙な作法が残っている。
なぜ?

環境省の国民保養温泉地計画書は、江戸時代後期に「少しでも長く湯につかって温泉の効能にあやかろうと⁠頭に手ぬぐいをのせ柄杓⁠で湯をかむる」奇習「ゆかむり」が生まれ、今も⁠伝えられていると⁠記し、811年創建の御湯神社から開湯1200年⁠の因幡最古の温泉地と⁠している。[1]

この温泉地の施設

施設は台帳(Wikipedia・OpenStreetMap・公式サイト)から集めたもの。「天然温泉か未確認」の印があるものは、名前だけが根拠です。

共同浴場 · 営業中

岩井ゆかむり温泉(共同浴場)

日帰り入浴
あり
料金
未確認確認日なし
営業時間
未確認確認日 2026-10-09
浴槽1
種類男女源泉浴槽温度かけ流し加水加温循環消毒
内湯男女別第1泉源(49.8℃)未確認未確認[1]未確認[1]未確認[1]未確認[1]あり[1]
温泉旅館 · 営業中

岩井屋

日帰り入浴
未確認
料金
未確認確認日なし
営業時間
未確認確認日 2026-10-09
温泉旅館 · 営業中

明石家

日帰り入浴
未確認
料金
未確認確認日なし
営業時間
未確認確認日 2026-10-09

行き方

公共交通で行ける

JR山陰本線岩美駅から日交バスで約10分、「岩井温泉」下車。鳥取駅からは普通列車で岩美駅まで約25分、またはバスで約60分。車は鳥取市中心部から国道9号を東へ約30分、鳥取砂丘から約20分。

行き方
岩美駅 · 10
季節の楽しみ
冬は雪の日が多い(計画書)⁠。山陰本線も遅れやすい
確認日
2026-10-09

お湯のはなし

岩井の湯はカルシウム・ナトリウム-硫酸塩泉。硫酸塩泉は古くから「傷の湯」「中風の湯」と⁠呼ばれてきた系統で、見た目は透明なことが多い(岩井の色・匂いは出典で確認できず未記入)⁠。特徴は温度と⁠量にある。第1泉源は49.8℃で毎分630リットル⁠湧き、宿2軒と⁠日帰⁠り施設1軒⁠がこれを使う。計画書によれば三つの泉源はいずれもポンプで汲み上げ、浴槽の湯は毎日抜いて洗い、送湯管や⁠貯湯槽は塩素で消毒している。熱い源泉を薄めずに入るために「ゆかむり」が生まれたと⁠説明されており、湯の性質と⁠作法が一体になっている。適応症の掲示は読めなかった。

源泉源泉温度pHラドン確認日
第1泉源49.8未確認未確認確認日なし
第2泉源40.7未確認未確認確認日なし
第3泉源37.3未確認未確認確認日なし

見逃したくない3つ

01

ゆかむり

ゆかむり温泉(共同浴場)⁠と各旅館 頭に手ぬぐいをのせ、柄杓で湯をすくって頭からかぶる。柄杓で湯面を打つ音を拍子に「ゆかむり唄」を唄う。江戸後期に生まれた作法で、島崎藤村が紀行に書き残した。

湯あたりせず長く浸かるための知恵。保存会が唄と⁠踊りを子どもに伝え、2002年度に整備された共同浴場の名にもなった。[1][2]

川と川沿いの町
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02

49.8℃の源泉かけ⁠流⁠し宣言

岩井温泉全体 主源泉は49.8℃・毎分630リットル(第1泉源)⁠、ほかに40.7℃・384L/分、37.3℃・210L/分の泉源がある。泉質はカルシウム・ナトリウム-硫酸塩泉。2014年に山陰の温泉地で初めて「源泉かけ⁠流⁠し宣言」を行った。

ゆかむりが生まれたのは、この熱い湯を水で薄めずに入るため。湯の熱さと⁠作法がつながっている。[1]

木造旅館の並ぶ通り
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03

木造3階の宿が並ぶ小さな温泉街

蒲生川左岸、岩井の集落 海岸から約5km内陸、蒲生川に沿う集落に和風木造3階建ての旅館が並ぶ。宿は2軒(計画書)〜3軒(Wikipedia)⁠、日帰⁠り入浴施設⁠が1軒。作家・尾崎翠の生地で資料館がある。

1980〜90年代⁠に年間約12万人いた宿泊客が1万人台に減った(Wikipedia)⁠、静かすぎるほどの湯治場。ゆっくり泊まる人向け。[1][2]

この温泉の⁠話

因幡最古の⁠湯

岩井温泉は鳥取県の北東、岩美町の蒲生川沿いにある。守り神の御井神を祀る御湯神社が811年に創建されたことから「開湯1200年」の因幡最古の温泉地と⁠され、1973年に国民保養温泉地⁠に指定された。Wikipedia は貞観元年(859年)⁠、皮膚病に悩む藤原冬久が巫女に導かれて湯を見つけ、薬師如来を刻んで東源寺の本尊にしたと⁠いう伝承を記す。中世の戦乱で衰えたが、江戸時代に鳥取藩主池田光仲⁠が再興し、江戸中期には16軒の宿と⁠8つの湯があった。[1][2]

ゆかむりと⁠いう知恵

江戸時代後期、少しでも長く湯につかって効能にあやかろうと、頭に手ぬぐいをのせ柄杓⁠で湯をかぶる「ゆかむり」が生まれた。頭を温めて湯あたりを防ぐ工夫で、柄杓で湯面を打つ音を拍子に「ゆかむり唄」を唄う。島崎藤村も紀行に書き残した。いまは区民の保存会が唄と、唄に振りをつけた「ゆかむり踊り」を子どもたちに伝え、各地で披露している。源泉は49.8℃と⁠熱く、岩井は2014年に山陰で初めて「源泉かけ⁠流⁠し宣言」をした。熱い湯を薄めずに入る土地だからこそ、こうした作法が必要だった。[1][2]

静かになった湯治場

1922年から1943年まで岩美駅との間に軽便鉄道が走り、1980〜90年代初めには年間約12万人⁠の宿泊客がいたが、2017年には1万5千人ほどに減った(Wikipedia)⁠。環境省の計画書では、令和2年度の宿泊は8,021人、日帰⁠り入浴施設⁠の利用は249,830人。いまの岩井は、宿2〜3軒と⁠2002年度に整備された共同浴場「ゆかむり温泉」、温泉を使う福祉施設からなる小さな集落で、作家・尾崎翠の生地と⁠しても知られる。鳥取砂丘や⁠浦富海岸から車で20分ほどなので、海の観光と⁠組み合わせて静かに泊まるのに向く。[2][1]

一人で行く

一人で行きやすい未確認
週末・繁忙期の制限未確認
夕食をとれる場所温泉街の飲食店はごく少ない(酒店で立ち飲み・軽食あり)⁠。宿の食事を前提に
貸切風呂未確認

確認日 2026-10-09

季節の楽しみ

おすすめの⁠月

営業している⁠月

1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月

「おすすめ」と⁠「営業」は別に記録しています。季節営業は期間を⁠確かめてください。

11月 · 12月 · 1月 · 2月 · 3月 — 松葉ガニ⁠の季節。浦富海岸の宿と⁠同じく冬が本番

3月 — 子ども獅子舞が街を練り歩く「初午」

6月 — ゆかむり温泉は年2回(6月・11月)清掃休館がある(要確認)

食・文化・体験

実際に行ける⁠・申し込める

御湯神社と⁠尾崎翠資料館

811年創建、日本最古の温泉神社8社の一つと⁠される御湯神社。作家・尾崎翠の資料館は温泉街内[1][3]

温泉街から徒歩数分
実際に行ける⁠・申し込める

地酒「瑞泉」と⁠和菓子店

温泉街の中島酒店で地酒を買え、立ち飲みも。素朴な和菓子屋もある(県の観光パンフレット)[3]

温泉街内

編集部の案内

鳥取砂丘か浦富海岸を見てから、岩美駅発のバスで岩井へ。まず共同浴場ゆかむり温泉で熱い湯に慣れ、宿では番頭さんや⁠掲示でゆかむりの作法を教わって試す。唄は無理に歌わなくてよい。夕食後は蒲生川沿いを散歩し、翌朝は御湯神社と⁠尾崎翠資料館へ。冬はカニ、料金は宿に確認。

上の「編集部の案内」は編集部が資料をもとに書いたもので、訪問者の感想ではありません。

訪問者レビュー

まだ投稿はありません。投稿基盤の準備中のため、架空のレビューや⁠評価点は表示していません。

レビュー投稿は準備中です。訪問日・施設・お湯や⁠景色の感想・写真・投稿言語・通報を備えた形で公開します。

近くの温泉地

未確認・注意

  • ゆかむり温泉の料金・営業時間・定休日は公式サイトが読めず未記入(旅行サイトには大人380円・6:00〜22:00とあるが未確認)
  • 源泉の pH・成分表・適応症の掲示、湯の色と⁠匂いは未確認
  • 宿の数は計画書(2軒)⁠と⁠ Wikipedia(3軒)⁠で異なる。各宿の公式サイト・一人泊条件は未確認

出典

  1. 岩井温泉国民保養温泉地計画書(令和5年3月)環境省 · 2026-10-09
  2. 岩井温泉 - WikipediaWikipedia · 2026-10-09
  3. 岩美町観光パンフレット(岩井温泉マップ・アクセス)鳥取県(岩美町観光協会作成) · 2026-10-09
  4. 岩美町観光協会岩美町観光協会 · 2026-10-09

台帳の材料

掲載の状況

名称・所在地掲載済み位置掲載済み泉質掲載済み写真掲載済み施設掲載済み訪問情報(確認日つき)掲載済み編集部記事掲載済み

更新 2026-10-09

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