雪の湿原に建つ源泉の小屋
写真情報

関東 · 温泉地

日光湯元温泉

にっこうゆも⁠とおんせん · Nikkō Yumoto Onsen

栃木県 · 日光市

営業中国民保養温泉地日本を知る100温泉 No.32
パスポートに保存

正式分類

泉質(療養泉の分類)

正式な泉質名(資料の記載)硫化水素型の単純硫黄泉(旅館組合)⁠。温泉寺薬師湯は含硫黄‐カルシウム・ナトリウム‐硫酸塩・炭酸水素塩泉

源泉温度
71.4℃
pH
未確認
湧出量
未確認
ラドン
未確認

見た目・感触

湯の色 · 肌触り

白濁緑湯の花 · あり

色・肌触りは資料や⁠施設の説明に明記のあるものだけ。日や⁠浴槽によって変わります。

この温泉らしさ

標高1,500m、湖のほとりの湿原に源泉の小屋が並び、透明な湯が空気に触れて白く変わる。
なぜ?

奥日光湯元温泉旅館協同組合は、源泉の湯は無色透明で地上で空気に触れると⁠乳白色、時にエメラルドグリーン⁠に変わると⁠説明し、源泉数19・湧出量毎分1,788.5リットル⁠を示す。源泉地は温泉街のはずれの湯ノ平湿原にある(Wikipedia)⁠。[1][5]

この温泉地の施設

施設は台帳(Wikipedia・OpenStreetMap・公式サイト)から集めたもの。「天然温泉か未確認」の印があるものは、名前だけが根拠です。

共同浴場 · 季節営業

日光山温泉寺(薬師湯)

日帰り入浴
あり
料金
500円確認日 2026-10-09
営業時間
8:00–17:00(受付 8:00–16:00)確認日 2026-10-09
浴槽1
種類男女源泉浴槽温度かけ流し加水加温循環消毒
内湯男女別含硫黄‐カルシウム・ナトリウム‐硫酸塩・炭酸水素塩泉 71.4℃未確認あり[3]あり[3]なし[3]なし[3]未確認[3]
足湯 · 営業中

あんよの⁠湯(足湯)

日帰り入浴
あり
料金
0円確認日 2026-10-09
営業時間
未確認確認日 2026-10-09
浴槽1
種類男女源泉浴槽温度かけ流し加水加温循環消毒
足湯混浴未確認未確認未確認[5]未確認[5]未確認[5]未確認[5]未確認[5]
温泉旅館 · 営業中

湯守釜屋

日帰り入浴
あり
料金
未確認確認日なし
営業時間
未確認確認日 2026-10-09
浴槽1
種類男女源泉浴槽温度かけ流し加水加温循環消毒
内湯男女別未確認未確認あり[2]未確認[2]未確認[2]未確認[2]未確認[2]

行き方

公共交通で行ける

JR日光駅・東武日光駅から東武バス「湯元温泉」行きで約80〜90分、終点下車(運賃1,950円)⁠。中禅寺温泉・竜頭の滝・赤沼・光徳温泉を経由する。車は日光宇都宮道路清滝ICから約40分、いろは坂経由。

行き方
東武日光駅 / JR日光駅 · 85
季節の楽しみ
金精道路(国道120号)⁠は毎年12月下旬〜4月下旬まで冬季閉鎖で、沼田方面へ抜けられない。5月中旬ごろまで降雪・路面凍結の可能性があり冬用タイヤ・チェーンが必要。厳冬期は零下10度を下回ることも
確認日
2026-10-09

お湯のはなし

湯元の湯は硫化水素型の単純硫黄泉で、泉温は49.3〜78.9℃、中性〜弱酸性。源泉では無色透明だが、地上で空気に触れると⁠乳白色に、時にはエメラルドグリーン⁠に変わる。これは硫黄分が空気で変化して細かな粒になるためで、湯の花も浮く。源泉は19本、湧出量は毎分1,788.5リットル⁠と豊富で、湯元の宿だけでなく光徳温泉や⁠中禅寺温泉にも配湯している。源泉地の隣にある温泉寺の湯は含硫黄‐カルシウム・ナトリウム‐硫酸塩・炭酸水素塩泉、71.4℃と⁠熱く、水で薄めないと⁠入れない。旅館組合は適応症と⁠して高血圧症・動脈硬化症(硫化水素型)⁠、糖尿病、慢性皮膚病などを掲示し、皮膚や⁠粘膜の過敏な人、特に光線過敏症の人などを禁忌症に挙げる。効果はここでは断定しない。

適応症(分析書の掲示)

旅館組合の掲示: 高血圧症・動脈硬化症(硫化水素型)⁠、糖尿病、慢性婦人病、慢性皮膚病、切り傷、神経痛、筋肉痛、関節痛など。禁忌症: 皮膚・粘膜の過敏な人、特に光線過敏症の人、高齢者の皮膚乾燥症など

適応症は温泉分析書に基づく公的な表示で、治療効果の保証ではありません。感想とは区別しています。

源泉源泉温度pHラドン確認日
湯元温泉(源泉19本の総称)未確認未確認未確認確認日なし
温泉寺薬師湯71.4未確認未確認確認日なし

見逃したくない3つ

雪の湿原に建つ源泉の小屋
写真情報
01

湯ノ平湿原の源泉地

温泉街のはずれ、湯ノ湖の⁠北 湿原のあちこちから湯が湧き、各源泉は屋根付きの小屋で守られている。ここから温泉街の宿だけでなく、光徳温泉や⁠離れた中禅寺温泉にも⁠湯⁠が送られる。

ふだん浴槽でしか出会わない『源泉』が、湧いている場所ごと⁠見られる。透明な湯が白く変わる理由も、ここで実感できる。[5][1]

02

温泉寺で湯に入る

源泉地の⁠隣(日光市湯元2559) 日光山輪王寺⁠の別院。788年に勝道上人が温泉を発見⁠し薬師如来⁠を祀ったのが始まりで、境内の『薬師湯』に志納金500円⁠で入れる(4月中旬〜11月下旬)⁠。含硫黄‐カルシウム・ナトリウム‐硫酸塩・炭酸水素塩泉、泉温71.4℃、加水あり・加温なしのかけ流し。

温泉に入れる寺は全国でも珍しい。湯治の起源が宗教と⁠結びついていたことを、湯船の中で体感できる。[3][4]

山に囲まれた湯ノ湖
写真情報
03

湯ノ湖と⁠湯滝、冬の静けさ

温泉街の南、湯ノ湖畔〜湯滝 温泉街は湯ノ湖の北岸にあり、湖から流れ出す湯滝、その先の戦場ヶ原へ木道が続く。8月の平均気温は約18.5℃。冬は湖が凍り、スキー場と⁠スノーシューの季節になる。

鬼怒川のような歓楽色はなく、宿は約23軒。歩いて、入って、また歩く、保養温泉地の原型のような場所。[1][5]

この温泉の⁠話

国民保養温泉地⁠の第一号

日光湯元温泉は奥日光、湯ノ湖の北岸、金精峠のふもとにある。788年、日光山を開いた勝道上人が発見したと⁠伝わり、以来、湯治場と⁠して長く親しまれてきた。江戸時代の『日光山志』は中禅寺温泉八湯⁠の名で9軒の湯屋を記し、冬の寒さが厳しいため昭和初期まで主に夏だけの湯治場だった。1878年にはイギリス人旅行家イザベラ・バードが滞在し、湯治客でにぎわう様子を手紙に書いている。1954年、酸ヶ湯・四万とともに国民保養温泉地⁠の第一号に指定された。いまは約23軒の宿が湖畔に並び、鬼怒川のような歓楽色はない。[2][5]

透明な湯が白くなる

湯元の湯は硫化水素型の単純硫黄泉で、泉温49.3〜78.9℃。源泉では無色透明だが、地上で空気に触れると⁠乳白色に、ときにエメラルドグリーン⁠に変わる。源泉は19本、湧出量は毎分1,788.5リットル。源泉地は温泉街のはずれの湯ノ平湿原で、湯の湧く場所ごとに屋根付きの小屋が建ち、ここから各宿へ、さらに光徳温泉や⁠中禅寺温泉まで配湯されている。湿原の木道を歩けば、浴槽の中でしか会わない『源泉』を湧いている姿のまま見られる。[1][5]

湯に入れる⁠寺

源泉地の隣に日光山輪王寺の別院、温泉寺がある。もとは薬師堂と⁠呼ばれ別の場所にあったが、1966年の台風で直径5mの大岩が落ちて堂が潰れ、如来像だけが岩の上に無傷で残ったと⁠いう。1973年、源泉の近くの現在地に再建された。境内の『薬師湯』は含硫黄‐カルシウム・ナトリウム‐硫酸塩・炭酸水素塩泉、71.4℃の湯を加温なし・加水ありのかけ流しで使う。熱いので水で加減して入る。志納金は大人500円・小人300円、受付8〜16時、開湯は4月中旬ごろから11月下旬まで。宿泊は当面受⁠け⁠付けていない。[3][4]

冬は入口が一つになる

湯元は標高約1,500m。金精道路(国道120号)⁠は毎年12月下旬から4月下旬まで閉鎖され、群馬側へは抜けられず、冬の入口はいろは坂経由だけになる。中禅寺湖が太平洋側の気候なのに対し湯元は日本海側の影響が強く、湯元だけ雪と⁠いうことも多い。厳冬期は零下10度を下回り、ディーゼル車は燃料凍結の対策が要る。バスは日光駅から約80〜90分、1,950円。無料駐車場は6か所。雪見の白濁湯と⁠スキー・スノーシューが冬の楽しみだが、温泉寺は閉湯しているので注意したい。[4][6][1]

一人で行く

一人で行きやすい未確認
週末・繁忙期の制限未確認
夕食をとれる場所温泉街の飲食店は少ない。宿の食事が基本
貸切風呂あり

確認日 2026-10-09

季節の楽しみ

おすすめの⁠月

営業している⁠月

1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月

「おすすめ」と⁠「営業」は別に記録しています。季節営業は期間を⁠確かめてください。

7月 · 8月 — 8月⁠の平均気温約18.5℃の避暑地。8月8日は温泉寺の薬師講大祭・採灯大護摩供(湯ノ湖畔)

10月 — 紅葉。いろは坂は渋滞するのでバスも時間に余裕を

12月 · 1月 · 2月 · 3月 · 4月 — 温泉寺⁠は閉湯(11月下旬〜4月中旬ごろ)⁠。湯ノ湖は結氷し、スキー・スノーシューの季節。金精道路は閉鎖

食・文化・体験

実際に行ける⁠・申し込める

湯滝・戦場ヶ原

湯ノ湖から流れ落ちる滝と、その先に広がるラムサール条約登録⁠の湿原。木道のハイキングコース[1][2]

温泉街から湯滝まで徒歩約20〜30分、湖畔の⁠道
実際に行ける⁠・申し込める

温泉寺の写経体験

薬師経の16文字を写経し、特別御朱印を授与。1,000円、開湯期間中毎日9:00〜15:00、所要15分[3]

バス停から徒歩5分

編集部の案内

バスを終点で降りたら、まず湯ノ平湿原の木道を歩いて源泉の小屋を見る。隣の温泉寺で薬師湯に入り(4月中旬〜11月下旬)⁠、あんよの湯で足を休める。宿の白濁湯は夜に。翌朝は湯ノ湖畔を歩いて湯滝、余裕があれば戦場ヶ原まで。冬はスキーと⁠スノーシュー、ただし温泉寺は閉まっている。

上の「編集部の案内」は編集部が資料をもとに書いたもので、訪問者の感想ではありません。

訪問者レビュー

まだ投稿はありません。投稿基盤の準備中のため、架空のレビューや⁠評価点は表示していません。

レビュー投稿は準備中です。訪問日・施設・お湯や⁠景色の感想・写真・投稿言語・通報を備えた形で公開します。

未確認・注意

  • 湯元源泉(19本)⁠の個別の温度・pH・分析書は未確認(旅館組合は49.3〜78.9℃の範囲のみ⁠)
  • あんよの湯の営業時間・冬季の利用、各宿の日帰り料金・一人泊条件・タトゥー可否は未確認
  • 東武バスの本数は未確認。温泉寺の閉湯日は年ごとに輪王寺サイトで告知

出典

  1. 奥日光湯元温泉旅館協同組合湯元温泉⁠について奥日光湯元温泉旅館協同組合 · 2026-10-09
  2. 奥日光湯元温泉旅館協同組合日帰⁠り温泉・交通案内・文化と⁠歴史奥日光湯元温泉旅館協同組合 · 2026-10-09
  3. 日光山輪王寺温泉寺日光山輪王寺 · 2026-10-09
  4. 日光山輪王寺温泉寺(日光市観光協会)一般社団法⁠人日光市観光協会 · 2026-10-09
  5. 日光湯元温泉 - WikipediaWikipedia · 2026-10-09
  6. 東武バス日光日光地区路線・運賃東武バス · 2026-10-09

台帳の材料

掲載の状況

名称・所在地掲載済み位置掲載済み泉質掲載済み写真掲載済み施設掲載済み訪問情報(確認日つき)掲載済み編集部記事掲載済み

更新 2026-10-09

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