月岡温泉の町並み
写真情報

北陸・甲信越 · 温泉地

月岡温泉

つきおかおんせん · Tsukioka Onsen

新潟県 · 新発田市

パスポートに保存

正式分類

泉質(療養泉の分類)

正式な泉質名(資料の記載)含硫黄-ナトリウム-塩化物泉(弱アルカリ性低張性高温泉)⁠。源泉温度約51℃、pH8

源泉温度
50℃
pH
8
湧出量
1,062 L/分
ラドン
未確認

見た目・感触

湯の色 · 肌触り

緑白濁色が変わるとろとろ・つるつる

色・肌触りは資料や⁠施設の説明に明記のあるものだけ。日や⁠浴槽によって変わります。

この温泉らしさ

入浴剤と⁠間違われるほどのエメラルドグリーン。硫黄の多さが、そのまま色になって湯船に浮かぶ。
なぜ?

月岡温泉旅館組合⁠は『入浴剤と⁠勘違いされるほど美しいエメラルドグリーン』『国内随一⁠の成分含有量を誇る硫黄泉』と⁠説明し、Wikipedia は硫化水素イオン⁠の含有量が国内随一、総硫黄は万座に次いで日本2位と⁠記す。[1][5]

この温泉地の施設

施設は台帳(Wikipedia・OpenStreetMap・公式サイト)から集めたもの。「天然温泉か未確認」の印があるものは、名前だけが根拠です。

共同浴場 · 営業中

共同浴場美人の⁠泉

日帰り入浴
あり
料金
550円確認日 2026-10-09
営業時間
10:00–21:30確認日 2026-10-09
浴槽1
種類男女源泉浴槽温度かけ流し加水加温循環消毒
内湯男女別月岡温泉(含硫黄-ナトリウム-塩化物泉)未確認未確認[3]未確認[3]未確認[3]未確認[3]未確認[3]
足湯 · 営業中

あしゆ湯足美(ゆたび)

日帰り入浴
あり
料金
0円確認日 2026-10-09
営業時間
8:00–21:00確認日 2026-10-09
浴槽1
種類男女源泉浴槽温度かけ流し加水加温循環消毒
足湯混浴月岡温泉未確認あり[4]未確認[4]未確認[4]未確認[4]未確認[4]
足湯 · 営業中

源泉の⁠杜(飲泉・手湯)

日帰り入浴
あり
料金
0円確認日 2026-10-09
営業時間
8:00–22:00確認日 2026-10-09
浴槽1
種類男女源泉浴槽温度かけ流し加水加温循環消毒
足湯混浴月岡温泉(発祥の地)未確認未確認[4]未確認[4]未確認[4]未確認[4]未確認[4]

行き方

公共交通で行ける

東京から上越新幹線で新潟駅へ約2時間10分、新潟駅南口から直通バス(新潟交通)⁠で約60分、大人1,500円(13:00・15:30発、予約不要・先着50名)⁠。JR新発田駅からの直通バスは約25分・500円(10:50・15:30発)⁠。JR羽越本線月岡駅からタクシー約10分。新潟空港から車で約40分。

行き方
新発田駅 · 25
行き方
直通バスは新潟駅発・新発田駅発ともに1日2本(帰りも2本)⁠。満席時は新発田駅乗⁠り⁠換えの案内あり
季節の楽しみ
新潟平野の雪。冬は路面状況に注意
確認日
2026-10-09

お湯のはなし

月岡の湯は含硫黄-ナトリウム-塩化物泉で、源泉は約51℃、pH8の弱アルカリ性。湯船で透き通ったエメラルドグリーン⁠に見える。旅館組合は『国内随一の成分含有量を誇る硫黄泉』と⁠説明し、Wikipedia によれば硫化水素イオン⁠の含有量は国内随一、総硫黄は万座温泉に次いで日本2位で、弱アルカリ性の硫黄泉と⁠しては全国一と⁠される。色は季節や⁠天気で乳白色などに変わることがあり、昔の人は湯色で翌日の天気を占ったと⁠いう。塩化物泉でもあるため温まりが長く続くと⁠される。皮膚の角質を溶かす作用で肌がつるつるになると⁠旅館組合は説明し、適応症と⁠してきりきず・やけど・慢性皮膚病などを掲げるが、ここでは効果を断定しない。

適応症(分析書の掲示)

旅館組合の掲示(泉質別適応症)⁠: きりきず・やけど・慢性皮膚病・虚弱児童・慢性婦人病・糖尿病

適応症は温泉分析書に基づく公的な表示で、治療効果の保証ではありません。感想とは区別しています。

源泉源泉温度pHラドン確認日
月岡温泉(集中配湯)518未確認確認日なし

見逃したくない3つ

01

共同浴場美人の⁠泉

新発田市月岡温泉403-8 宿に泊まらずエメラルドグリーン⁠の湯に入れる共同浴場。大人550円・小人330円、10:00〜21:30(受付20:30)⁠、火曜と⁠第3水曜休。湯は毎日入れ替える。

色を見るだけなら足湯でも足りるが、全身で硫黄泉の肌ざわりを知るならここ。数百円で月岡の本題に入れる。[3]

02

源泉の杜で『日本一まずい温泉』を飲む

月岡温泉発祥の⁠地(月岡温泉378) 大正4年(1915年)⁠に石油を掘っていて湯が出た発祥の地。手湯、湯掛け像、そして全国的にも珍しい硫黄泉の飲泉所がある。旅館組合は自称『日本一まずい温泉』と⁠呼ぶ。8:00〜22:00、無料。

湯の色の正体を舌で確かめられる場所。硫黄の匂いと⁠塩気で、分析表の数字が実感に変わる。[4][5]

行灯の並ぶ月あかりの庭
写真情報
03

歩きたくなる温泉街

温泉街の中心部 無料の足湯『湯足美』(8:00〜21:00)⁠、新潟全酒蔵の酒を試飲できる『蔵』、干物や⁠発酵食品の『旨』、せんべい手焼きの『田』など体験型の店が空き家を使って次々に開き、2018年には旅館跡地に庭園『月あかりの庭』ができた。

バブル後に客が半減し『温泉以外⁠は何もない』と⁠言われた町が、歩く理由を一つずつ作り直した。再生の経過そのものが見どころ。[2][5]

この温泉の⁠話

石油を掘ったら湯が出た

月岡温泉は新潟県新発田市、越後平野の東縁に開けた温泉地で、『新潟の奥座敷』と⁠呼ばれてきた。開湯は大正4年(1915年)⁠。現在『月岡温泉発祥⁠ノ地』の石碑が立つ付近で石油を掘削していた井戸から50℃を超える湯が湧き出し、本間周三郎がそこに共同浴場を建てたのが始まりと⁠される。隣に湯治宿『青木館』が開き、自炊客のための商店も現れた(旧湯)⁠。大正末から昭和初期には新しい源泉を掘って二階建ての共同浴場を中心と⁠する新湯地区が整い、1957年には25の旅館に内湯が引かれ、1986年には全旅館が内湯を備えた。1959年には県内初の動物園『行楽苑』を⁠含⁠む月岡ヘルスセンター⁠が開業し、家族連れでにぎわった。[5][4]

硫黄が色になる

月岡の湯は含硫黄-ナトリウム-塩化物泉で、源泉は約51℃、pH8の弱アルカリ性。湯船では透き通ったエメラルドグリーン⁠に見え、入浴剤と⁠間違われるほどだと⁠いう。旅館組合は『国内随一の成分含有量を誇る硫黄泉』と⁠説明し、Wikipedia によれば硫化水素イオン⁠の含有量は国内随一、総硫黄は万座に次ぐ日本2位、弱アルカリ性の硫黄泉と⁠しては全国一と⁠される。色は季節や⁠天気で乳白色に変わることがあり、昔の人は湯色で翌日の天気を予想した。硫黄が多いほど色が濃く出る、と⁠いう関係を目で見られるのが月岡の分かりやすさだ。磐梯熱海・いわき湯本とともに『磐越三美人湯』にも数えられる。[1][5]

『温泉以外は何もない』からの再生

バブル期に年120万人いた観光客はバブル崩壊後に半減し、旅館の3分の2が廃業・閉鎖した。旅館の大型化と⁠館内での囲い込みで温泉街の役割も薄れ、一時は『温泉以外は何もない』と⁠言われた。開湯100年の2015年前後から『歩きたくなる温泉街』を目標に再生が始まる。2014年、荒れ地になっていた発祥地を観光協会が飲泉もできる『源泉の杜』と⁠して整備し、商店街の外観を茶色系に揃えた。旅館の若手経営者らが⁠作った合同会社⁠は空き家を使って、新潟全酒蔵の酒を試飲できる『蔵』(2014年)⁠、干物・発酵食品の『旨』、せんべい手焼きの『田』、ワインの『香』、米粉の『米』と⁠体験型の店を次々に開いた。2018年には旅館跡地に『月あかりの庭』。この取り組みは全旅連の最高賞や⁠国土交通大臣賞⁠を受けている。[5][2][4]

足湯から共同浴場へ

温泉街の中心にある足湯『湯足美(ゆたび)⁠』⁠は100%源泉かけ⁠流しで無料、8:00〜21:00。タオルは隣の旅館で1枚100円、女性用更衣室や⁠トイレもあり、夜は和傘のライトアップが映える。源泉の⁠杜(8:00〜22:00、無料)では手湯と、自称『日本一まずい温泉』の飲泉に挑める。全身で入るなら共同浴場『美人⁠の泉』。新発田市観光協会⁠の案内では大人550円・小人330円、10:00〜21:30(受付20:30)⁠、火曜・第3水曜休で、湯は毎日入れ替える。新潟駅からの直通バスは1日2本(約60分・1,500円)⁠、新発田駅からは約25分・500円。温泉街は平坦で、どこへも歩いて数分だ。[4][3][6]

一人で行く

一人で行きやすい未確認
週末・繁忙期の制限未確認
夕食をとれる場所温泉街に寿司屋・居酒屋・カフェ・饅頭屋など。体験型の店は夕方18時ごろまで
貸切風呂未確認

確認日 2026-10-09

季節の楽しみ

おすすめの⁠月

営業している⁠月

1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月

「おすすめ」と⁠「営業」は別に記録しています。季節営業は期間を⁠確かめてください。

10月 · 11月 — 田園⁠の実りと⁠紅葉。夜は月あかりの庭の行灯(点灯17:00〜22:00)

12月 · 1月 · 2月 — 雪⁠の温泉街。湯色は気象条件で乳白色に変わることもある

4月 · 5月 — 新潟⁠の桜と⁠新緑。周辺の新発田城も散策向き

食・文化・体験

実際に行ける⁠・申し込める

新潟地酒 premium SAKE 蔵

新潟県内全酒蔵⁠のプレミアム日本酒から約90銘柄を試飲できる。おちょこ3杯600円。9:30〜18:00、無休[2]

温泉街中心、足湯から徒歩数分
実際に行ける⁠・申し込める

月あかりの⁠庭

旅館跡地の無料庭園。和柄の行灯が回廊に並び、17:00〜22:00点灯。駐車場10台[2][5]

温泉街
実際に行ける⁠・申し込める

月岡芸妓

昭和初期に始まった芸妓文化が今も続く。旅館組合が紹介ページを設けている[5][1]

温泉街の宿・座敷

編集部の案内

新潟駅13:00か15:30の直通バスで温泉街へ。まず足湯で色を見て、源泉の杜で一口飲み、美人の泉で全身浸かる(火曜・第3水曜休)⁠。夕方前に『蔵』で新潟の酒を3杯、日が落ちたら月あかりの庭。泊まるなら湯治旅館から大旅館まで好みで。帰りのバスは10:15と⁠14:10なので朝の湯を忘れずに。

上の「編集部の案内」は編集部が資料をもとに書いたもので、訪問者の感想ではありません。

訪問者レビュー

まだ投稿はありません。投稿基盤の準備中のため、架空のレビューや⁠評価点は表示していません。

レビュー投稿は準備中です。訪問日・施設・お湯や⁠景色の感想・写真・投稿言語・通報を備えた形で公開します。

近くの温泉地

未確認・注意

  • 美人の泉の料金は新発田市観光協会(550/330円)⁠と新潟県観光協会(600/350円)⁠で異なる。訪問前に確認
  • 源泉の分析書(溶存物質・⁠分析日)⁠、美人の泉のかけ流し・加水等の掲示は未確認
  • 各宿の一人泊条件・日帰り入浴、タトゥー可否は未確認。月岡わくわくファームは2025年9月末⁠で営業終了(Wikipedia)

出典

  1. 月岡温泉旅館組合月岡温泉⁠について月岡温泉旅館組合 · 2026-10-09
  2. 月岡温泉旅館組合歩きたくなる温泉街月岡温泉旅館組合 · 2026-10-09
  3. 共同浴場美人の⁠泉(しばた観光ガイド)新発田市観光協会 · 2026-10-09
  4. 月岡温泉◎ちかたび源泉⁠の杜 / あしゆ湯足美、新発田市施設案内湯足美月岡温泉旅館組合 / 新発田市 · 2026-10-09
  5. 月岡温泉 - WikipediaWikipedia · 2026-10-09
  6. 月岡温泉旅館組合アクセス(直通バス)月岡温泉旅館組合 · 2026-10-09

台帳の材料

掲載の状況

名称・所在地掲載済み位置掲載済み泉質掲載済み写真掲載済み施設掲載済み訪問情報(確認日つき)掲載済み編集部記事掲載済み

更新 2026-10-09

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