古い木造の湯治宿の外観
写真情報

東北 · 温泉地

大沢温泉

おおさわおんせん · Ōsawa Onsen

岩手県 · 花巻市

パスポートに保存

正式分類

泉質(療養泉の分類)

正式な泉質名(資料の記載)アルカリ性単純温泉(低張性アルカリ性高温泉)

源泉温度
51.3℃
pH
未確認
湧出量
未確認
ラドン
未確認

見た目・感触

湯の色 · 肌触り

透明

色・肌触りは資料や⁠施設の説明に明記のあるものだけ。日や⁠浴槽によって変わります。

この温泉らしさ

豊沢川に張り出した混浴露天「大沢の湯」と、素泊まり4,000円台⁠の自炊部。湯治の暮らしがそのまま残っている。
なぜ?

公式サイトの湯治屋の料金表は1室1名4,080〜5,630円(食事なし)⁠、混浴露天「大沢の湯」は豊沢川の流れに寄り添うと⁠記す。[1][2]

この温泉地の施設

施設は台帳(Wikipedia・OpenStreetMap・公式サイト)から集めたもの。「天然温泉か未確認」の印があるものは、名前だけが根拠です。

温泉旅館 · 営業中

大沢温泉湯治屋(自炊部)

日帰り入浴
あり
料金
700円確認日 2026-10-09
営業時間
日帰り 7:00–20:30受付(21:00終了)/宿泊者: 大沢⁠の湯 5:00–24:00、薬師の湯 24時間(午前清掃あり)⁠、かわべの湯 6:00–24:00確認日 2026-10-09
浴槽3
種類男女源泉浴槽温度かけ流し加水加温循環消毒
露天風呂混浴大沢温泉未確認あり[4][2]未確認[4][2]未確認[4][2]なし[4][2]未確認[4][2]
露天風呂女性のみ大沢温泉未確認あり[4][2]未確認[4][2]未確認[4][2]なし[4][2]未確認[4][2]
内湯男女別大沢温泉未確認あり[4][2]未確認[4][2]未確認[4][2]なし[4][2]未確認[4][2]
温泉旅館 · 営業中

大沢温泉山水閣

日帰り入浴
あり
料金
700円確認日 2026-10-09
営業時間
外来 7:00–20:30受付/宿泊者豊沢⁠の湯 24時間確認日 2026-10-09
浴槽2
種類男女源泉浴槽温度かけ流し加水加温循環消毒
露天風呂男女別大沢温泉未確認未確認[5]未確認[5]未確認[5]未確認[5]未確認[5]
貸切風呂未確認大沢温泉未確認あり[4][5]未確認[4][5]未確認[4][5]なし[4][5]未確認[4][5]

行き方

公共交通で行ける

JR東北本線・花巻駅から岩手県交通の路線バス(志戸平温泉・新鉛温泉行き)⁠で「大沢温泉」下車、宿の前。花巻駅からのバスは1時間に1〜2本。新花巻駅・花巻駅からは花巻南温泉峡の共同シャトルバス(宿泊者、15:10/16:10/17:10発、2026年9月から片道100円の協力金)⁠もある。車は東北道・花巻南ICから県道12号で15分。

行き方
花巻駅(JR東北本線)⁠ ·
行き方
花巻駅から1時間に1〜2本
季節の楽しみ
冬は豊沢の湯に窓が入る。かわべの湯は寒い時期に入れないことがある。菊水舘(ギャラリー)⁠は冬季休館
確認日
2026-10-09

お湯のはなし

泉温51.3℃のアルカリ性単純温泉です。宿は「単純泉とは、いろいろな成分が溶け込んでいて突出した成分がないと⁠いう意味」と⁠説明しています。アルカリ性の湯は肌の古い角質をやわらげると⁠され、刺激が少ないので長く何度も入る湯治向きの湯です。湯治屋の「大沢の湯」「薬師の湯」「かわべの湯」と⁠山水閣の貸切家族風呂は源泉掛け流し。分析書から抜いた入浴の注意と⁠して、1日2〜3回、初めは3〜10分からと⁠掲示されています。

適応症(分析書の掲示)

掲示の効能(温泉分析書より抜粋): 神経痛、筋肉痛、関節痛、慢性消化器病、痔疾、冷え性、うちみ、くじき、疲労回復、健康増進。禁忌症: 急性疾患、重い心臓病、呼吸不全、腎不全、高度の貧血、病勢進行中の疾患、妊娠中(初期・末期)

適応症は温泉分析書に基づく公的な表示で、治療効果の保証ではありません。感想とは区別しています。

源泉源泉温度pHラドン確認日
大沢温泉51.3未確認未確認確認日なし

見逃したくない3つ

新緑の谷を流れる川
写真情報
01

混浴露天風呂「大沢の湯」

湯治屋、豊沢川沿い 川の流れに寄り添う混浴の露天。毎日20:00〜21:00は女性専用時間(夏のアブの時期は中止)⁠。バスタオルや⁠水着を着けての入浴は不可。照明があり夜も入れる。

宮沢賢治が学生時代に湯を汲む水車を止めて騒ぎになった、と⁠伝わる風呂。おおらかな湯浴みの時代の名残。[2][3][4]

古い木造の湯治宿の外観
写真情報
02

自炊部「湯治屋」

曲り橋のそば 部屋代に布団(掛・敷各220円/日)⁠、浴衣(220円)⁠、コタツ(330円)などを積み上げる昔の料金方式。共同炊事場はコイン式ガス(10円で7〜8分)⁠、ご飯と⁠味噌汁は炊き出しで予約できる。食事処「やはぎ」で定食や⁠十割蕎麦も。

連泊するほど安く、一人でも長く居られる。日本の湯治の経済がそのまま残っている。[1][4]

茅葺き屋根の古い建物
写真情報
03

三つの館と⁠曲り橋

豊沢川の両岸 近代的な旅館「山水閣」、自炊の「湯治屋」、茅葺きの「菊水舘」が曲り橋でつながる。菊水舘は現在ギャラリー「茅(ちがや)⁠」⁠と⁠して開館(冬季休館)⁠。江戸後期の絵師・川口月嶺が描いた「大沢八景」に曲り橋が登場する。

予算と⁠気分で館を選べ、どの館に泊まっても湯は行き来できる。[3][5]

この温泉の⁠話

千二百年の⁠湯

約1,200年前⁠の延暦年間、征夷大将軍・坂上田村麻呂が蝦夷の毒矢で負傷し、大沢の湯に入ってほどなく傷が癒えたと⁠いう伝説がある。1867年には南部藩主・南部利剛が湯治に訪れ、家臣とともに和歌を詠んだ。盛岡藩の絵師・川口月嶺の「大沢八景」がいまも宿に伝わる。[3]

賢治と⁠光太郎

少年の宮沢賢治は、信仰心の厚い父に連れられ、花巻仏教会の講習会場だった大沢温泉に幾度も来た。学生時代には湯を汲み上げる水車を止めて風呂場が大騒ぎになり、花巻農学校の教師になってからは生徒を連れて湯浴みに来た。1945年、空襲でアトリエを失った高村光太郎は賢治の父を頼って花巻に疎開し、7年間この地で暮らして大沢温泉を「本当の温泉の味がする」と⁠言った。[3]

積み上げ算の⁠宿

湯治屋は昔ながらの素泊まりが基本で、部屋代に布団・浴衣・コタツなどを一日ごとに積み上げる方式をいまも踏襲している。3泊で浴衣2枚なら220円×2枚×3泊。炊事場のガスはコイン式、ご飯は0.5合から炊き出しを頼める。宿は、長く滞在したい人には日帰⁠り入浴よりも部屋を借りることを勧めている。[4][1]

一人で行く

一人で行きやすいあり
週末・繁忙期の制限未確認
夕食をとれる場所食事処「やはぎ」(昼11:15〜14:00、夜17:15〜21:30)⁠で定食・丼・十割蕎麦。自炊もできる。売店で食料品も
貸切風呂なし

確認日 2026-10-09

季節の楽しみ

おすすめの⁠月

営業している⁠月

1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月

「おすすめ」と⁠「営業」は別に記録しています。季節営業は期間を⁠確かめてください。

5月 · 6月 — 新緑⁠の豊沢川。豊沢の湯のガラス戸が開く

7月 · 8月 — アブ⁠の時期は大沢の湯の女性専用時間が中止

10月 · 11月 — 紅葉。菊水舘ギャラリー「茅」は12月初旬まで(2026年の特別展は12月6日まで⁠)

12月 · 1月 · 2月 · 3月 — 雪見⁠の露天。コタツ・ストーブは1日ごとの貸出料

食・文化・体験

実際に行ける⁠・申し込める

宮沢賢治記念館

賢治の思想と⁠活動を8部門で展示。周辺に童話村、イーハトーブ館、花巻市立博物館[3]

大沢温泉から車で約30分
実際に行ける⁠・申し込める

高村光太郎山荘

1945年に花巻へ疎開した彫刻家・詩人が7年間独居自炊した小屋。光太郎は大沢温泉を「本当の温泉の味がする」と⁠喜んだ[3]

大沢温泉から車で約10分
実際に行ける⁠・申し込める

昔ギャラリー「茅」(菊水舘)

茅葺きの旧館を使った展示室。2026年4月18日〜12月6日⁠は宮沢賢治生誕130年⁠の特別展[6]

曲り橋を渡ってすぐ

編集部の案内

日帰りは湯治屋で700円を払い、大沢の⁠湯(混浴)⁠、薬師の湯、山水閣の豊沢の湯を回る。女性は20〜21時の女性専用時間かかわべの湯を。長居したいなら2,120円で部屋を借り、やはぎで蕎麦を食べる。泊まるなら湯治屋の一人部屋で、布団と⁠浴衣を借りて自炊する数日が本来の大沢。

上の「編集部の案内」は編集部が資料をもとに書いたもので、訪問者の感想ではありません。

訪問者レビュー

まだ投稿はありません。投稿基盤の準備中のため、架空のレビューや⁠評価点は表示していません。

レビュー投稿は準備中です。訪問日・施設・お湯や⁠景色の感想・写真・投稿言語・通報を備えた形で公開します。

近くの温泉地

未確認・注意

  • 花巻駅からのバス所要時間は時刻表が画像で読めず未確認
  • pH・加水の有無・消毒の掲示は未確認。山水閣の宿泊料金・一人泊は未確認
  • 大沢の湯で女性専用時間が中止になる具体的な期間は未確認

台帳の材料

掲載の状況

名称・所在地掲載済み位置掲載済み泉質掲載済み写真掲載済み施設掲載済み訪問情報(確認日つき)掲載済み編集部記事掲載済み

更新 2026-10-09

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