赤い橋と積善館本館
写真情報

関東 · 温泉地

四万温泉

しまおんせん · Shima Onsen

群馬県 · 吾妻郡中之条町

営業中国民保養温泉地日本を知る100温泉 No.26
パスポートに保存

正式分類

泉質(療養泉の分類)

正式な泉質名(資料の記載)ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩温泉(四万温泉協会・積善館の表記)

源泉温度
43–82℃
pH
7.7
湧出量
3,500 L/分
ラドン
未確認

見た目・感触

湯の色 · 肌触り

透明

色・肌触りは資料や⁠施設の説明に明記のあるものだけ。日や⁠浴槽によって変わります。

この温泉らしさ

1691年の木造湯宿が今も客を泊め、川のそばの飲泉所で湯を飲む。「四万の病を癒す」と⁠名のついた透明な湯。
なぜ?

積善館は本館を1691年(元禄4年)建築の「現存する日本最古の木造湯宿建築」と⁠し群馬県重要文化財⁠と説明。四万温泉協会は名の由来を「四万の病を癒す霊泉」とし、中之条町観光協会⁠は塩之湯・ゆずりはの飲泉所を案内している。[1][2][4]

この温泉地の施設

施設は台帳(Wikipedia・OpenStreetMap・公式サイト)から集めたもの。「天然温泉か未確認」の印があるものは、名前だけが根拠です。

温泉旅館 · 営業中

積善館

日帰り入浴
あり
料金
1,500円確認日 2026-10-09
営業時間
10:00–17:30確認日 2026-10-09
浴槽3
種類男女源泉浴槽温度かけ流し加水加温循環消毒
内湯男女別未確認未確認未確認[5]未確認[5]未確認[5]未確認[5]未確認[5]
露天風呂男女別未確認未確認未確認[5]未確認[5]未確認[5]未確認[5]未確認[5]
貸切風呂未確認未確認未確認未確認[5]未確認[5]未確認[5]未確認[5]未確認[5]
共同浴場 · 営業中

河原の⁠湯

日帰り入浴
あり
料金
未確認確認日なし
営業時間
9:00–15:00確認日 2026-10-09
浴槽1
種類男女源泉浴槽温度かけ流し加水加温循環消毒
内湯男女別未確認未確認未確認[7]未確認[7]未確認[7]未確認[7]未確認[7]
日帰⁠り温泉 · 営業中

四万清流の⁠湯

日帰り入浴
あり
料金
600円確認日 2026-10-09
営業時間
10:00–20:00(短縮営業中は10:00–17:00、受付16:30まで⁠)確認日 2026-10-09
浴槽2
種類男女源泉浴槽温度かけ流し加水加温循環消毒
露天風呂男女別未確認未確認未確認[10]未確認[10]未確認[10]未確認[10]未確認[10]
内湯男女別未確認未確認未確認[10]未確認[10]未確認[10]未確認[10]未確認[10]

行き方

公共交通で行ける

JR吾妻線中之条駅から関越交通バスで約40分(大人1,150円)⁠、終点「四万温泉」下車。積善館本館は終点から徒歩2分。東京駅八重洲南口から高速バス「四万温泉号」約3時間30分(通年8:50発、冬季増便あり)⁠。

行き方
中之条駅 · 40
季節の楽しみ
12〜3月はスタッドレスタイヤ⁠かチェーン必須(積善館の案内)⁠。
確認日
2026-10-09

お湯のはなし

四万の湯はナトリウムと⁠カルシウムの塩化物・硫酸塩泉。塩分と⁠石膏の成分を含むが見た目は透明で、匂いも強くない。協会によれば源泉は42本。Wikipedia は源泉温度を43〜82℃、pH を平均7.7(2001年度)とし、湧出量を毎分約3,500リットル⁠とする。草津の強酸性の湯で湯治をしたあと、肌をいたわるために四万に滞在する「草津の仕上げ湯」と⁠呼ばれてきた。積善館の掲示では浴用の適応症にリウマチ性疾患・運動器障害・創傷など、飲用に慢性消化器疾患・慢性便秘などが挙げられる。ここでは効果を断定しない。

適応症(分析書の掲示)

積善館の掲示: 浴用=リウマチ性疾患、運動器障害、創傷、慢性疾患、角化症など。飲用=慢性消化器疾患、慢性便秘、慢性肝胆道疾患など

適応症は温泉分析書に基づく公的な表示で、治療効果の保証ではありません。感想とは区別しています。

源泉源泉温度pHラドン確認日
四万温泉(42源泉の総称)未確認未確認未確認確認日なし

見逃したくない3つ

赤い橋と積善館本館
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01

積善館本館と⁠元禄の⁠湯

四万温泉新湯地区、慶雲橋の⁠先 1691年建築⁠の本館は群馬県重要文化財。1930年(昭和5年)築の浴場「元禄の湯」はアーチ窓の洋風建築で、石造りの浴槽が5つ並ぶ。日帰⁠り入浴大人1,500円(タオル付)⁠、10:00〜17:30(最終受付17:00)⁠。

江戸・昭和初期・現代の建物がトンネルと⁠廊下でつながり、湯宿の300年を一軒で歩ける。[1][5][6]

塩之湯飲泉所の建物
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02

飲泉所(塩之湯・ゆずりは⁠)

温泉街の各所 温泉を飲むための小さな建屋。積善館の掲示では飲用の適応症に慢性消化器疾患・慢性便秘などが挙げられる。

四万は「日本三大胃腸病⁠の名湯」と⁠呼ばれてきた。飲泉はその歴史の続きで、今も町の日常にある。[4][5][2]

河原の湯の石造りの建物
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03

無料の共同浴場河原の湯・御夢想の⁠湯

河原の湯=四万川と⁠新湯川の合流点(萩橋のたもと)⁠、御夢想の湯=日向見地区 いずれも9:00〜15:00、無休(町観光協会の案内)⁠。河原の湯は石造りの洞窟風呂のような造り。御夢想の湯は四万温泉発祥の地と⁠される源泉場で、2006年に木造の湯屋に建て替えられた。

料金の表示がなく、地元の人が守る湯。入るなら寄付と⁠作法を忘れずに。[7][8]

この温泉の⁠話

四万の病を癒す

四万温泉は三国山脈から南へ流れる四万川の上流にある。名前は「四万(よんまん)⁠の病を癒す霊泉」に由来すると⁠いう。伝説では、源頼光の家臣・碓氷貞光がこの地で夜通⁠し読経していると⁠夢枕に童子が現れ、霊泉を授けたとされ、その地が日向見の御夢想の湯である。湯宿が初めて設けられたのは1563年(永禄6年)⁠。1954年には酸ヶ湯(青森)⁠・日光湯元(栃木)⁠と⁠並んで国民保養温泉地⁠の第1号に指定された。[8][9][1]

積善館の300年

積善館は1691年(元禄4年)⁠に現在地に湯場と⁠宿を建て、1694年に旅籠と⁠して開業した。初代は関善兵衛。「せきぜん」の呼び名に、明治期の当主が『易経』の「積善の家に余慶あり」を重ねて積善館と⁠名づけた。本館は現存する日本最古の木造湯宿建築と⁠して群馬県重要文化財。1930年築の「元禄の湯」はアーチ窓の洋風浴場で、石造りの浴槽が5つ並ぶ。1936年築の山荘は国の登録有形文化財。三遊亭圓朝、柳原白蓮らが訪れた。[1][5][12]

草津の仕上げ湯

四万の湯はナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩温泉で、見た目は透明。協会によれば源泉は42本。強酸性の草津で湯治をしたあと、肌をいたわるために四万に滞在する習慣があり、「草津の仕上げ湯」と⁠呼ばれた。湯を飲む文化も残り、塩之湯・ゆずりはなどの飲泉所が温泉街にある。胃腸に良いと⁠され「日本三大胃腸病⁠の名湯」と⁠呼ばれてきたが、効果の断定は避ける。[2][9][4]

行き方と⁠歩き方

中之条駅からバスで約40分、1,150円。終点から積善館は徒歩2分。東京駅から直通の高速バス「四万温泉号」もある。温泉街は川沿いに細長く、日向見の御夢想の湯から奥四万湖まで歩ける。無料の共同浴場は9時から15時まで。冬はスタッドレスが必須。[3][7][8][11]

一人で行く

一人で行きやすい未確認
週末・繁忙期の制限未確認
夕食をとれる場所温泉街に食堂・カフェあり。積善館内に「積善や」(11:00〜15:00、金曜定休)
貸切風呂あり

確認日 2026-10-09

季節の楽しみ

おすすめの⁠月

営業している⁠月

1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月

「おすすめ」と⁠「営業」は別に記録しています。季節営業は期間を⁠確かめてください。

4月 · 5月 — 雪解けの奥四万湖が最も青い「四万ブルー」の季節。晴れた朝が見頃

10月 · 11月 — 10月中旬〜11月上旬紅葉

12月 · 1月 · 2月 · 3月 — 積雪。車はスタッドレス必須。高速バスは冬季増便

食・文化・体験

実際に行ける⁠・申し込める

奥四万湖(四万ブルー)

四万川ダムの湖。一周4km、カヌーもできる。4〜5月の雪解け期が最も青い[11]

温泉街の最奥部
実際に行ける⁠・申し込める

飲泉

塩之湯飲泉所・ゆずりは飲泉所・清流の湯内の飲泉所[4][10]

温泉街の各所
実際に行ける⁠・申し込める

御夢想の湯と⁠日向見薬師堂

碓氷貞光の夢に童子が現れ「四万の病を治す霊泉」を授けたと⁠いう発祥の⁠地[8]

温泉街北端の日向見地区

編集部の案内

昼に着いて積善館の元禄の⁠湯(1,500円)⁠に入り、建物を見て回る。塩之湯飲泉所で一口飲み、15時までに河原の湯へ。翌朝、晴れていたら奥四万湖の青を見る。4〜5月なら色が一番濃い。

上の「編集部の案内」は編集部が資料をもとに書いたもので、訪問者の感想ではありません。

訪問者レビュー

まだ投稿はありません。投稿基盤の準備中のため、架空のレビューや⁠評価点は表示していません。

レビュー投稿は準備中です。訪問日・施設・お湯や⁠景色の感想・写真・投稿言語・通報を備えた形で公開します。

概要

四万温泉(しまおんせん、旧字体: 四萬溫泉)は、日本の群馬県吾妻郡中之条町四万(近世における上野国吾妻郡四万村、幕藩体制下の上州御料四万村)⁠に所在する温泉である。三国山脈に発して南進する四万川(吾妻川の支流)⁠の上流域に位置する。 名前は「四万の病を癒す霊泉」に由来するとの説があり、鎌倉時代から知られている。古代に開湯されたと⁠伝えられている(後述)⁠。 湯宿は永禄6年(1563年、戦国時代末期)⁠に初めて設けられた。宮城県の峩々温泉、大分県の湯平温泉と⁠共に、胃腸病に効く「日本三大胃腸病⁠の名湯」と⁠呼ばれてきた。上毛かるたでも「世のちり洗う四万温泉」と⁠詠われている。また、四万温泉は古くから「草津の仕上げ湯」と⁠呼ばれてきた。これは、強酸性の草津の⁠湯(草津温泉)⁠で湯治をした後、保湿・美肌効果のある塩化物・硫酸塩泉である四万温泉に滞在するのが定番になっていたことに由来する。1954年(昭和29年)には酸ヶ湯(青森県)⁠・日光湯元温泉(栃木県)⁠と⁠共に国民保養温泉地⁠の第1号に指定されている。

この概要は Wikipedia 日本語版「四万温泉」の導入部(CC BY-SA 4.0)⁠を元にしています。 元ページを見る

未確認・注意

  • 源泉温度・pH・湧出量は Wikipedia の値で、公式掲示では未確認。かけ流し・加水等の表示も未確認
  • 河原の湯・御夢想の湯の料金(無料か寄付制か)⁠は町観光協会のページに記載なし
  • 積善館の一人泊条件・定休日、中之条駅からのバス本数は未確認

出典

  1. 四万温泉積善館公式サイト積善館 · 2026-10-09
  2. 四万温泉協会四万温泉⁠について四万温泉協会 · 2026-10-09
  3. 積善館アクセス積善館 · 2026-10-09
  4. 中之条町観光協会四万温泉中之条町観光協会 · 2026-10-09
  5. 積善館温泉積善館 · 2026-10-09
  6. 積善館日帰⁠り入浴・ランチ積善館 · 2026-10-09
  7. 河原の⁠湯(中之条町観光協会)中之条町観光協会 · 2026-10-09
  8. 御夢想の⁠湯(中之条町観光協会)中之条町観光協会 · 2026-10-09
  9. 四万温泉 - WikipediaWikipedia · 2026-10-09
  10. 四万清流の⁠湯(中之条町観光協会)中之条町観光協会 · 2026-10-09
  11. 奥四万湖(中之条町観光協会)中之条町観光協会 · 2026-10-09
  12. 積善館歴史積善館 · 2026-10-09

台帳の材料

掲載の状況

名称・所在地掲載済み位置掲載済み泉質掲載済み写真掲載済み施設掲載済み訪問情報(確認日つき)掲載済み編集部記事掲載済み

更新 2026-10-09

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