木造の高い天井の浴場
写真情報

東北 · 温泉地

蔦温泉

つたおんせん · Tsuta Onsen

青森県 · 十和田市

営業状況未確認日本を知る100温泉 No.10
パスポートに保存

正式分類

泉質(療養泉の分類)

正式な泉質名(資料の記載)ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・炭酸水素塩・塩化物泉

源泉温度
44.6℃
pH
6.9
湧出量
未確認
ラドン
未確認

見た目・感触

湯の色 · 肌触り

透明

色・肌触りは資料や⁠施設の説明に明記のあるものだけ。日や⁠浴槽によって変わります。

この温泉らしさ

浴槽の底板のすき間から、源泉がぽこりと⁠湧く。ブナの森の一軒宿、千年の湯。
なぜ?

蔦温泉旅館の久安の湯と⁠泉響の湯は、自家源泉が浴槽の底から直接湧く「源泉湧き流し」。久安3年(1147年)にはすでに湯治小屋があったと⁠文献に残る。泉温45.4℃、温度調節は蔦の森の湧水で行う。[2][3]

この温泉地の施設

施設は台帳(Wikipedia・OpenStreetMap・公式サイト)から集めたもの。「天然温泉か未確認」の印があるものは、名前だけが根拠です。

温泉旅館 · 営業中

蔦温泉旅館

日帰り入浴
あり
料金
1,000円確認日 2026-10-09
営業時間
10:00–15:00確認日 2026-10-09
浴槽2
種類男女源泉浴槽温度かけ流し加水加温循環消毒
内湯男女別自家源泉(浴底湧出)未確認あり[2]あり[2]なし[2]なし[2]未確認[2]
内湯混浴(女性専用時間あり)自家源泉(浴底湧出)未確認あり[2]あり[2]なし[2]なし[2]未確認[2]

行き方

公共交通で行ける

JRバス東北(みずうみ号・十和田北線)⁠で青森駅から約1時間30分、新青森駅から約2時間、「蔦温泉」下車すぐ。八戸駅からは十和田東線で「焼山」まで約90分、乗り換えて約20分。宿泊者は七戸十和田駅から予約制の無料送迎(3日前まで⁠)⁠。

行き方
青森駅 · 90
季節の楽しみ
周辺の国道・県道は11月下旬〜4月⁠に冬季通行止めの区間が多い。みずうみ号は冬季は⁠酸⁠ヶ湯温泉止まりで蔦温泉へは来ない
確認日
2026-10-09

お湯のはなし

蔦のお湯は透明で、硫酸塩と⁠炭酸水素、塩化物をバランスよく含む中性に近い湯です。特徴は成分より出方にあります。源泉が浴槽の真下から自然に湧き、空気に触れる前の新しい湯にそのまま浸かれる「足元湧出」で、宿は「源泉湧き流し」と呼びます。45.4℃の湯を、加温や⁠循環ではなく⁠森⁠の湧水で冷まして使います。匂いや色は穏やかで、底板のすき間から上がる泡と、木の浴室の静けさが主役です。

源泉源泉温度pHラドン確認日
蔦温泉自家源泉(自然自噴)45.4未確認未確認確認日なし

見逃したくない3つ

01

久安の⁠湯

本館内 平安時代の年号を名に持つ小さな浴場。源泉が足元から湧き、古びた雰囲気を保つ。女性10:00〜12:00・21:30〜翌9:00、男性13:00〜21:00の時間交代制。

足元湧出の湯を、いちばん近い距離で感じられる浴槽。[2]

木造の高い天井の浴場
写真情報
02

泉響の⁠湯

本館内 梁までの⁠高⁠さ最大12mの大きな木の浴場。こちらも浴底から源泉が湧く。10:00〜翌9:00利用可。日帰り入浴(10:00〜15:00、大人1,000円)⁠はここ。

木の香りと⁠湧く音が響く、名の通りの浴場。[2]

森の中の遊歩道
写真情報
03

蔦七沼と⁠ブナの⁠森

宿の周囲、「沼めぐりの小路」で巡る 宿を囲むブナ林(蔦野鳥の森)⁠に点在する沼群。蔦沼まで徒歩約10分。散策路は「沼めぐりの小路」と⁠「野鳥の小路」の2コース。

湯上がりに歩ける、湯と⁠同じ森の水の景色。[1][4]

この温泉の⁠話

久安三年の湯治小屋

久安3年(1147年)⁠、この地にすでに湯治小屋があったことが文献に残っています。名は周囲に多い⁠蔦(つた)⁠に由来すると⁠されますが、確かなことは⁠分かっていません。明治30年代から地元の人々が営業を始め、1909年に湯治場から旅館の形になりました。1918年に建てられた本館は、いまも玄関と⁠客室と⁠して使われています。[3]

大町桂月の終の住処

明治の紀行作家大町桂月⁠は1908年にこの湯を訪れ、十和田・奥入瀬とともに紀行文で全国に紹介しました。晩年には本籍を土佐から蔦に移し、1925年にここで亡くなりました。宿には2015年に開いた記念館があり、版画家川瀬巴水⁠も大正8年の『旅みやげ第一集』に「陸奥蔦温泉」を残しています。[3][1]

湧き流し

多くの温泉は源泉から管で湯を引いて浴槽に注ぎますが、蔦では源泉が浴槽の真下から湧きます。宿はこれを「かけ⁠流し」ではなく「湧き流し」と⁠呼びます。45.4℃の自噴泉を加温も循環もせず、森の湧水で温度を整えるだけ。久安の湯と⁠泉響の湯はどちらもこの造りで、底板のすき間から上がる泡が、湯が生まれる瞬間を教えてくれます。[2]

一人で行く

一人泊未確認未確認
週末・繁忙期の制限未確認
夕食をとれる場所周囲に店はなく、食事は宿で
貸切風呂未確認

確認日 2026-10-09

季節の楽しみ

おすすめの⁠月

営業している⁠月

1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月

「おすすめ」と⁠「営業」は別に記録しています。季節営業は期間を⁠確かめてください。

10月 — 蔦沼⁠の紅葉。朝焼けに染まるブナ林が知られる

5月 · 6月 — ブナ⁠の新緑と⁠野鳥

12月 · 1月 · 2月 · 3月 — 雪深く、周辺道路の冬季通行止めが多い。青森側からのバスは来ない

食・文化・体験

実際に行ける⁠・申し込める

蔦沼(蔦七沼)

沼めぐりの小路で巡る。紅葉期の朝は混雑[4]

宿から徒歩約10分
実際に行ける⁠・申し込める

大町桂月記念館

蔦を愛し、本籍を移して1925年にここで亡くなった紀行作家の資料館。2015年開館[3]

宿の敷地内
実際に行ける⁠・申し込める

奥入瀬渓流

十和田湖から流れ出す渓流の遊歩道[4]

宿から車で約10〜20分

編集部の案内

青森駅からみずうみ号で蔦温泉前へ(冬は運休なので秋までに)⁠。日帰りは10〜15時に泉響の湯へ。泊まるなら久安の湯の時間割を確かめ、朝一番の女性時間か夜の男性時間に足元の泡を感じる。湯上がりに沼めぐりの小路で蔦沼まで10分。10月の朝は紅葉で混むので早起きを。

上の「編集部の案内」は編集部が資料をもとに書いたもので、訪問者の感想ではありません。

訪問者レビュー

まだ投稿はありません。投稿基盤の準備中のため、架空のレビューや⁠評価点は表示していません。

レビュー投稿は準備中です。訪問日・施設・お湯や⁠景色の感想・写真・投稿言語・通報を備えた形で公開します。

近くの温泉地

未確認・注意

  • pH の公式値は未確認(Wikipediaに6.9)⁠。消毒の表示は未確認
  • 一人泊の可否・料金、冬季の営業形態は未確認
  • JRバスの運賃・本数は未確認

出典

  1. 蔦温泉 - Wikipedia(日本語版)Wikipedia · 2026-10-09
  2. 温泉 - 蔦温泉旅館蔦温泉旅館 · 2026-10-09
  3. 蔦温泉の歴史 - 蔦温泉旅館蔦温泉旅館 · 2026-10-09
  4. 交通案内 - 蔦温泉旅館蔦温泉旅館 · 2026-10-09
  5. 客室 - 蔦温泉旅館蔦温泉旅館 · 2026-10-09
  6. みずうみ号(十和田北線) - JRバス東北ジェイアールバス東北 · 2026-10-09

台帳の材料

掲載の状況

名称・所在地掲載済み位置掲載済み泉質掲載済み写真掲載済み施設掲載済み訪問情報(確認日つき)掲載済み編集部記事掲載済み

更新 2026-10-09

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