川沿いの箱根湯本温泉街
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関東 · 温泉地

箱根温泉

はこねおんせん · Hakone Onsen

神奈川県 · 足柄下郡箱根町

パスポートに保存

正式分類

泉質(療養泉の分類)

正式な泉質名(資料の記載)単純温泉・アルカリ性単純温泉(湯本温泉。源泉温度30〜80℃)⁠。箱根全山では単純温泉のほか塩化物泉・硫酸塩泉・硫黄泉など多様

源泉温度
未確認
pH
9.3
湧出量
未確認
ラドン
未確認

見た目・感触

湯の色 · 肌触り

透明湯の花 · あり

色・肌触りは資料や⁠施設の説明に明記のあるものだけ。日や⁠浴槽によって変わります。

この温泉らしさ

新宿から電車で約85分。駅を出れば、十七の温泉場をかかえる箱根の玄関口に立っている。
なぜ?

箱根湯本観光協会⁠は小田急ロマンスカー⁠で新宿から約85分と⁠案内し、箱根町観光協会⁠は箱根十七湯の中で湯本が最も古く、源泉数・宿数・宿泊客数とも最多の中心的存在だと⁠説明する。[3][1]

この温泉地の施設

施設は台帳(Wikipedia・OpenStreetMap・公式サイト)から集めたもの。「天然温泉か未確認」の印があるものは、名前だけが根拠です。

共同浴場 · 営業中

弥坂湯

日帰り入浴
あり
料金
650円確認日 2026-10-09
営業時間
9:00–20:30確認日 2026-10-09
浴槽1
種類男女源泉浴槽温度かけ流し加水加温循環消毒
内湯男女別未確認未確認未確認[2]未確認[2]未確認[2]未確認[2]未確認[2]
日帰⁠り温泉 · 営業中

天山湯治郷(天山)

日帰り入浴
あり
料金
1,450円確認日 2026-10-09
営業時間
9:00–23:00確認日 2026-10-09
浴槽2
種類男女源泉浴槽温度かけ流し加水加温循環消毒
露天風呂男性のみ天山七湯(第74号源泉ほか⁠)未確認未確認[5]未確認[5]未確認[5]未確認[5]未確認[5]
露天風呂女性のみ天山七湯(第74号源泉ほか⁠)未確認未確認[5]未確認[5]未確認[5]未確認[5]未確認[5]

行き方

公共交通で行ける

新宿から小田急ロマンスカー⁠で箱根湯本駅まで約85分(東京駅からは小田原乗り換え)⁠。駅前から箱根登山電車・登山バスで塔ノ沢・宮ノ下・強羅・芦ノ湖方面へ。天山湯治郷へは駅4番乗り場から箱根登山バス箱根旧街道線⁠で約10分「奥湯本入口」下車(260円)⁠、徒歩約5分。

行き方
箱根湯本駅 · 10
季節の楽しみ
湯本は標高が低く雪は少ないが、山上(仙石原・芦ノ湖)⁠は冬季に凍結・積雪。2015年の火山活動では大涌谷周辺に規制がかかった
確認日
2026-10-09

お湯のはなし

箱根湯本の湯は単純温泉・アルカリ性単純温泉で、無色透明、匂いも少ない穏やかな湯が多い。源泉温度は30〜80℃と⁠幅があり、源泉の数も箱根で最多。738年に発見されたと⁠伝わる『惣湯』がいまも使われている。天山湯治郷の第74号源泉はpH9.3のアルカリ泉で、マグネシウムをほとんど含まない軟らかい水と⁠して飲泉や⁠コーヒーにも使われている。山を上がると⁠泉質は変わり、大涌谷から引く仙石原は白濁の硫黄泉、宮ノ下・底倉は塩化物泉、芦之湯はアルカリ性の硫黄泉と、同じ箱根の中で入り比べができる。湯本の湯はその入口にあたる、刺激の少ない湯だと⁠考えればよい。医療効果はここでは断定しない。

源泉源泉温度pHラドン確認日
惣湯(湯本の湯元・738年発見と⁠伝わる⁠)未確認未確認未確認確認日なし
天山第74号源泉未確認9.3未確認確認日なし

見逃したくない3つ

広重の浮世絵に描かれた湯本
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歌川広重 Public domain 元ページを見る
01

箱根七湯から二十湯へ

箱根山全域(湯本は入口) 江戸時代の『箱根七湯』は湯本・塔之沢・堂ヶ島・宮ノ下・底倉・木賀・芦之湯。姥子を加えて八湯、明治以降に開かれた9つを足して『十七湯』、さらに早雲山・大涌谷・湖尻を加えて『二十湯』と⁠呼ぶこともある。全山で1日2万5千トン⁠が湧き、湧出量は全国5位。

一つの火山の裾野に、歴史も泉質も違う温泉場が数字で呼べるほど並ぶ。『温泉郷』の規模感を知るには、まず湯本から登山電車で⁠上がってみるのがいい。[1][4]

弥坂湯の外観
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02

町営の共同浴場弥坂湯

箱根町湯本577 箱根町が運営する共同浴場。9:00〜20:30、木曜休、大人650円・小人300円(町民は別料金)⁠。

観光地の箱根で、地元の人の暮らしの湯に数百円で入れる数少ない場所。大型施設の前に、まずここで湯本の単純温泉を知る。[2]

03

天山湯治郷と⁠奥湯本

箱根町湯本茶屋208(湯本駅からバス約10分) 須雲川沿いの日帰り湯治施設。大人1,450円、9:00〜23:00、定休日なし。内湯・露天・蒸し湯があり、第74号源泉はpH9.3で箱根で唯一飲泉許可を得たアルカリ泉と⁠いう。食事処と⁠貸座敷も。

『湯治』を名乗る施設で、泊まらずに一日湯に浸かって過ごす箱根の使い方を教えてくれる。湯本駅から離れた分、川の音が近い。[5][6]

この温泉の⁠話

738年の惣湯から

箱根湯本は箱根十七湯の中で最も古く、伝承では天平10年(738年)⁠、釈浄定坊が発見した『惣湯』を湯元と⁠する。この源泉はいまも使われている。箱根の名が広まったのは豊臣秀吉の小田原攻めで、長期滞陣した武士たちが湯を使ったとされる。江戸時代には東海道沿いの温泉と⁠して栄え、湯本・塔之沢・堂ヶ島・宮ノ下・底倉・木賀・芦之湯が『箱根七湯』と⁠呼ばれた。徳川将軍家への献上湯も度々行われている。湯本は源泉数・宿数・宿泊客数とも最多で、小田急ロマンスカー⁠の終点、登山電車と⁠バスの乗り換え駅と⁠いう位置がその中心性を支えている。[4][1]

七湯、八湯、十七湯、二十湯

七湯に東海道から外れていた姥子を加えて『八湯』。明治以降、登山鉄道の開通や⁠掘削で大平台・小涌谷・二ノ平・強羅・宮城野・仙石原・湯の花沢・芦ノ湖・蛸川の9つが開かれ、合わせて『箱根十七湯』。さらに早雲山・大涌谷・湖尻を足して『二十湯』と⁠呼ぶこともある。箱根町観光協会⁠によれば全山からは1日2万5千トン⁠が湧き、湧出量は全国5位。泉質は湯本の単純温泉から、大涌谷の湯を引く仙石原の白濁硫黄泉、宮ノ下・底倉の塩化物泉、芦之湯のアルカリ性硫黄泉まで多様で、一つの火山の裾野を登りながら湯を比べられる。[1][4]

町の湯と⁠湯治の⁠湯

観光地のイメージが強い箱根だが、湯本には地元の人が使う町営の共同浴場『弥坂湯』が残る。箱根町の案内では9:00〜20:30、木曜休、大人650円・小人300円(町民は別料金)⁠。駅から坂を上がって約10分。一方、湯本駅からバスで約10分、須雲川沿いの奥湯本にある『天山湯治郷』は、泊まらずに一日を湯で過ごす日帰りの湯治場を名乗る。大人1,450円⁠で9:00〜23:00、定休日なし、現金のみ。内湯と⁠露天、蒸し湯があり、第74号源泉はpH9.3で箱根で唯一飲泉許可を得たと⁠いうアルカリ泉。食事処や⁠貸座敷もあり、おひとりさま限定⁠の部屋も用意されている。[2][5][6]

観光と⁠温泉が結びついた⁠町

1919年に小田原電気鉄道(のちの箱根登山電車)⁠が山上まで達し、戦後すぐ小田急が箱根湯本駅へ乗り入れて、東京からの便が決定的に良くなった。西武と⁠小田急の『箱根山戦争』と呼ばれる乗客争奪は、結果と⁠して多くの観光客を呼び込んだ。毎年11月3日には江戸の参勤交代を再現する箱根大名行列が湯本の町を練り歩き、旧街道の畑宿では寄木細工の工房が体験を受け入れる。温泉は箱根の観光のいちばん底にある土台であり、湯本はその土台を最初に踏む場所である。[4][3][1]

一人で行く

一人で行きやすい未確認
週末・繁忙期の制限未確認
夕食をとれる場所駅前と⁠早川沿いに飲食店多数
貸切風呂あり

確認日 2026-10-09

季節の楽しみ

おすすめの⁠月

営業している⁠月

1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月

「おすすめ」と⁠「営業」は別に記録しています。季節営業は期間を⁠確かめてください。

11月 — 11月3日箱根大名行列(湯本)⁠。江戸時代の参勤交代を再現

3月 · 4月 — 早川沿いの桜。大平台はサクラと⁠アジサイの名所

11月 · 12月 — 紅葉⁠は湯本が最も遅く11月下旬〜12月初め。山上は冬支度

食・文化・体験

実際に行ける⁠・申し込める

箱根大名行列

毎年11月3日、湯本の町を江戸時代の大名行列が練り歩く。2026年は第73回[3]

箱根湯本駅前〜滝通⁠り
実際に行ける⁠・申し込める

畑宿の寄木細工

旧街道沿いの畑宿に伝統工芸・寄木細工の工房が集まり、制作体験ができる[1]

湯本駅からバス約15分(箱根旧街道線)

編集部の案内

ロマンスカーで湯本に着いたら、荷物を預けて坂を上がり弥坂湯で町の湯を一浴。昼は早川沿いの食堂。午後はバスで奥湯本の天山へ行き、夕方まで湯と⁠川の音で過ごす。泊まるなら湯本か、登山電車で一駅上がった塔ノ沢の静かな宿。翌日は登山電車で宮ノ下・強羅へ上がり、泉質の変化を確かめる。

上の「編集部の案内」は編集部が資料をもとに書いたもので、訪問者の感想ではありません。

訪問者レビュー

まだ投稿はありません。投稿基盤の準備中のため、架空のレビューや⁠評価点は表示していません。

レビュー投稿は準備中です。訪問日・施設・お湯や⁠景色の感想・写真・投稿言語・通報を備えた形で公開します。

近くの温泉地

未確認・注意

  • 湯本の各源泉の温度・pH・分析書は未確認(Wikipedia は30〜80℃の範囲)⁠。弥坂湯のかけ流し等の掲示は未確認
  • 弥坂湯の開業年(1949年)⁠や箱根町への移管は⁠口コミ⁠系サイト⁠の記述のため記事に採用していない
  • 各宿の一人泊条件・料金、箱根登山バスの本数、タトゥー可否は未確認

出典

  1. 箱根町観光協会特集『箱根十七湯』一般財団法人箱根町観光協会 · 2026-10-09
  2. 箱根町弥坂湯箱根町 · 2026-10-09
  3. 箱根湯本観光協会公式サイト箱根湯本観光協会 · 2026-10-09
  4. 箱根温泉 - WikipediaWikipedia · 2026-10-09
  5. 天山湯治郷天山(基本情報・お風呂・食事処)天山湯治郷 · 2026-10-09
  6. 天山湯治郷アクセス天山湯治郷 · 2026-10-09

台帳の材料

掲載の状況

名称・所在地掲載済み位置掲載済み泉質掲載済み写真掲載済み施設掲載済み訪問情報(確認日つき)掲載済み編集部記事掲載済み

更新 2026-10-09

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