TM-46地雷
カンボジアで最も多く見つかっている対戦車地雷です。中国製とソ連製の両方があり、中国製のTM-46は国内で一番多く見つかる対戦車地雷とされています。
もし見つけたら: 地雷や不発弾かもしれないものを見つけたら、絶対に近づかない・触らない。その場を離れて、大人や警察・現地の当局に知らせてください。
歴史
GICHDが2014年にまとめた調査(CMACとHALOトラストへの聞き取りにもとづく)によると、カンボジアで最も多く使われた対戦車地雷はTM-46・TM-57・TM-62で、ソ連製TM-46は北部に多く、中国製TM-46は国全体で最も多く見つかる型です。クメール・ルージュは主に中国から、政府軍は旧ソ連や旧東ドイツから、ベトナム軍は旧チェコスロバキアから対戦車地雷を入手したとされます。対戦車地雷が本格的に使われるようになったのは1979年のベトナム軍侵攻後で、クメール・ルージュは拠点の防衛や、政府軍・ベトナム軍が使う道路の遮断のために埋めました。1984〜85年につくられたK5地雷帯は大半が対人地雷ですが、対戦車地雷も混ざっており、クメール・ルージュがK5の地雷を掘り出して敷設した側に使い返した、という経緯も記録されています。 (対象年: 2014年) [出典0103]
危険性
戦車などの重い車両で爆発するように作られた地雷ですが、農作業用のトラクターや荷物・人をたくさん載せた車でも爆発することがあり、大変危険です。埋まっている場所は見た目では分かりません。地雷が残っているかもしれない道や土地では、必ず地元の人や当局の案内に従ってください。
被害の概要
カンボジアでは、荷台に人を乗せた小型トラクター(ロタベーター)が対戦車地雷を踏む事故が起きています。2010年11月にはTM-46の爆発で13人が、2012年9月には7人が亡くなる事故が記録されています。 (対象年: 2012年) [出典0103]