BLUシリーズのクラスター子爆弾
ベトナム戦争のころにアメリカ軍が投下したクラスター爆弾の子爆弾(小さな爆弾)のうち、爆発しないまま残ったものです。カンボジアではBLU-24・BLU-26・BLU-36・BLU-42・BLU-43・BLU-49・BLU-61という型が確認されています。
もし見つけたら: 地雷や不発弾かもしれないものを見つけたら、絶対に近づかない・触らない。その場を離れて、大人や警察・現地の当局に知らせてください。
歴史
ベトナム戦争中、アメリカ軍は、隣国ラオスやベトナムへ物資や兵士を運ぶ「ホーチミン・ルート」の動きを止めることなどを目的に、カンボジア東部・北東部を激しく爆撃しました。米国務省の爆撃データによると、1965年から1973年までに約275万トンの爆弾が投下され、その中には約2,790万個のクラスター子爆弾が含まれていました(ランドマイン・モニターは「少なくとも2,600万個の子爆弾」とし、うち190万〜580万個が不発のまま残ったと推定しています)。アメリカ軍の爆撃は1973年8月15日に終わりましたが、当時のカンボジア(クメール共和国)空軍による爆撃は1975年初めまで続き、そこでもクラスター爆弾が使われました。 (対象年: 2018年) [出典0096][出典0097][出典0102][出典0104]
特徴
クラスター爆弾は、1つの大きな爆弾の中に入ったたくさんの小さな子爆弾を広い範囲にばらまく兵器です。爆発しなかった子爆弾は土や草の中に残り、農作業などでさわってしまうと爆発するおそれがあります。
被害の概要
1998年から2015年末までに、カンボジアでは197人がクラスター爆弾の不発子弾によって死傷したと報告されています。ただし被害の記録は十分でなく、実際の人数はもっと多いと考えられています。 (対象年: 2015年) [出典0102]