地雷除去ロボット「DMR」
日本の株式会社IOSがカンボジアでの活用を想定して開発した遠隔操作式の掘削ロボットです。除去員が15m以上離れた安全な場所から操作し、空気圧を使って地面を掘り起こします。JICAの中小企業支援事業を通じてCMACとの実証が行われました。
用途
金属反応があった地点の掘削・確認作業を、人の手の代わりに遠隔操作で行います。GICHDのイノベーション会議2025の資料によると、DMRは2022年から実運用が始まっています。
特徴
シャベルではなく空気圧で土を掘るため、木の根や石などの障害物を避けながら効率よく掘削できます。開発のきっかけはIOS社の今井健太郎CEOがカンボジアを訪れ、CMACから開発の要請を受けたことでした。
メリット
除去員が危険な地点から離れて作業できるため、安全性が大きく向上します。実証では手掘りと比べて2.26倍の作業効率が確認されました。
課題
導入台数はまだ限られており、様々な土質や地形での運用実績を積み重ねていく段階です。機体の輸送や整備の体制も必要になります。