地雷探知犬(MDD)
優れた嗅覚で地雷や不発弾を探し出すよう訓練された犬です。CMACは専用のドッグセンターで繁殖から訓練まで一貫して行っており、MAGも現地で訓練した探知犬をカンボジアの除去現場で活用しています。
用途
手作業の除去チームと組み合わせて投入され、広い土地の探査を速めるために使われます。CMACでは地雷・不発弾の探知に加え、クラスター弾のテクニカルサーベイ(技術調査)を行う犬の訓練も新たに始まっています。
特徴
CMACのドッグセンターには45名の専任職員がおり、繁殖・子犬と成犬の訓練・獣医ケア・犬舎管理までを一貫して担います。生後間もない時期の経験が学習と行動に強く影響するため、訓練は幼い頃から始められます。
メリット
手作業よりも速く広い範囲を調べることができ、除去作業全体の効率を高めます。CMACは自前の繁殖プログラムを持ち、1回の出産で7〜12頭が生まれ、およそ6〜7割が探知犬としての訓練に適するとされます。優れた犬やサービスは国外にも提供されています。
課題
1頭を育てるのに長期間の訓練と獣医ケア、専門のハンドラーが必要です。犬の集中力や体調、暑さなどの環境条件に配慮した運用が求められます。
出典・参考資料
- 出典0067
- 出典0072