基本の流れ
1. 脱衣所で服を全部脱ぎ、籠やロッカーに入れる(水着は不可が普通)。
2. 浴室に入ったら、まず洗い場で体を洗う。または湯船のそばで「かけ湯」をして汗と汚れを流す。
3. 髪が長い人は結ぶ。湯船に髪を浸けない。
4. 湯船に入る。小さなタオルは頭に載せるか縁に置く。湯には入れない。
5. 泳がない、潜らない、大声を出さない。写真は撮らない。
6. 出るときは体を軽く拭いて脱衣所へ(床を濡らさない)。
温泉成分を残したいなら上がり湯で流さなくてもよいですが、酸性泉や硫黄泉は肌の弱い人は流したほうが無難です。
熱い湯への入り方
日本の湯は熱い。入る前に「かぶり湯」で頭と肩に湯をかけ、足から少しずつ入ります。長く入らず、5分ほどで一度出て休む「分割浴」が体に優しい。入浴前後に水を飲む。食事の直後、飲酒後は避ける。
一日に入る回数は、湯治でも3回程度が目安とされてきました。
混浴と湯浴み着
混浴(男女が同じ湯に入る)は、かつては日本中で当たり前でしたが、明治以降の規制で減り、今は一部の古い湯治場や野趣のある露天に残っています。多くの混浴には、女性専用の時間帯があります。
近年は「湯浴み着」(湯に入れる薄い着物)を貸し出す混浴が増えました。酸ヶ湯の千人風呂、湯原温泉の砂湯などで導入されています。湯浴み着が使えるかどうかは施設ごとに違うので、このアトラスでは「湯浴み着で入れる混浴」を検索条件にし、確認できたものだけを表示しています。
混浴では、長く人を見ない、無断で近づかない、カメラを出さない。これだけで十分です。
ゆ^ω^び · CC BY-SA 2.1 jp
Sukayu Onsen
青森県 · 日本を知る100温泉 No.9
酸性硫黄
160畳、柱一本ない総ヒバ造りの千人風呂。日本一の雪の中で、酸の湯に男女が浸かる。
Phronimoi · CC BY-SA 3.0
Yubara Onsen
岡山県 · 日本を知る100温泉 No.78
単純
ダムの壁の真下、川底から湧く湯に、24時間、無料で、誰でも入れる。ただし混浴で、脱衣所は簡易なものしかない。
C.K. Tse · CC BY-SA 2.0
Hōshi Onsen
群馬県 · 日本を知る100温泉 No.27
硫酸塩
1895年のアーチ窓の浴舎で、床の玉石のすき間から湯が湧く。一軒宿にしかない、混浴の作法が生きた湯。
タトゥー
多くの温泉施設はタトゥーのある人の入浴を断っています。暴力団との結びつきを連想させるという歴史的な理由からで、外国人旅行者の増加で変わりつつあります。対応は3つに分かれます。
- 可: 条件なしで入れる(共同浴場や小さな宿に多い)
- カバーで可: シールや包帯で隠せば入れる(大きさの上限があることも)
- 不可
貸切風呂や客室風呂なら、ほとんどの場合は問題ありません。このアトラスでは施設ごとに「可/カバーで可/不可/未確認」を記録し、確認できたものだけを検索で拾います。観光庁も施設向けに対応の手引きを出しています。
子ども・写真・飲泉
子どもは、おむつが取れていれば入れる施設が多いですが、年齢の決まりは施設ごとです。混浴の年齢制限は自治体の条例で決まっています(多くは7歳〜10歳以上で男女別)。
浴室での撮影は基本的に禁止。人がいない時間に施設の許可を得て撮る以外は、カメラを出さないでください。
「飲泉」ができる温泉では、飲泉所に許可の表示と1日の目安量が書かれています。湯船の湯は飲みません。
用語
- 湯浴み着
- 湯に入れる薄い着衣。混浴で貸し出す施設が増えている。
- かけ湯
- 湯船に入る前に桶で湯をかけ、体を流し慣らすこと。
関連する温泉
Takuya Matsuyama · CC BY 3.0
Dōgo Onsen
愛媛県 · 日本を知る100温泉 No.82
単純
18本の源泉を分湯場で混ぜ、加温も加水もせずに42℃前後の湯を重要文化財の木造三層楼へ送る。
ゆ^ω^び · CC BY-SA 2.1 jp
Sukayu Onsen
青森県 · 日本を知る100温泉 No.9
酸性硫黄
160畳、柱一本ない総ヒバ造りの千人風呂。日本一の雪の中で、酸の湯に男女が浸かる。
Phronimoi · CC BY-SA 3.0
Yubara Onsen
岡山県 · 日本を知る100温泉 No.78
単純
ダムの壁の真下、川底から湧く湯に、24時間、無料で、誰でも入れる。ただし混浴で、脱衣所は簡易なものしかない。